コラム

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子供の矯正はやるべき?~費用や治療のタイミング~

今回は「小児矯正」についてご案内いたします。

「子供の歯並びが良くないけれど矯正した方が良いのかな・・・」
「矯正によるリスクがないか心配」
「矯正って費用がかかるイメージ。実際にはいくらくらいかかるの?」

などお子様の矯正について悩んでいる方のお声をよく聞きます。。

このページでは小児矯正についての治療時期と費用の目安についてご紹介します。

当院では子供から大人まで様々なパターンの矯正治療を取り扱っています。症例数も多く経験も豊富です。矯正についてお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。

小児矯正のメリット

成長段階で矯正治療を行うことは様々なメリットがあります。

歯を抜かずに矯正できる可能性が上がります。

大人の矯正治療ではスペースの確保・調整の為に抜歯して矯正治療を行うことが多いですが、成長段階で矯正治療を行う小児矯正の場合、奥歯を移動させたり、あごの成長をコントロールすることで永久歯を抜歯せずに本格矯正できる可能性が高くなります。

短い期間で矯正治療を行うことが可能です。

幼少期から思春期にかけては、歯の生え変わりがあり、あごの骨も変化し、成長する大切な時期です。
この成長期間を利用して、無理なく短い期間で矯正治療を行う事が可能です。
また、成長の過程で変化していくので、矯正後の噛み合わせが安定しやすくなります。

体の調子、スポーツのパフォーマンス、口本来の機能改善に効果があります。

歯並びが悪いと、発音や食べ物の食べ方・飲み込み方、姿勢などに影響がでます。歯並びを直すことで体の歪みも起きにくくなり運動のパフォーマンス、体の調子を良くする効果も期待できます。


小児矯正のデメリット

小児矯正は費用もそうですが、お子様本人の努力・我慢が必要になります。
矯正のデメリットも知っておきましょう。

虫歯になりやすくなります。

矯正治療中は、基本的に虫歯になりやすくりますので注意深いケアが必要となります。歯磨きの習慣、正しいブラッシングを身につけましょう。

お子様の学校生活に負担になることもあります。

子供にとってブラケット矯正は見た目も大きく気になるだけでなく、口の中に異物があるという、違和感も続きます。
また、就寝中や一定時間だけのマウスピース矯正でも、大きなストレスになる可能性があります。

矯正期間が長くなる場合があります。

あごの成長が止まるのは15歳前後と言われています。よって15歳前後まで経過を観測する必要がある治療となった場合、矯正期間が長くなることがあります。

気になる費用は?

保険の適用について

子供の矯正でも、一般的に考えられている「咬み合わせの悪さ」を改善するための矯正治療は、原則として保険適用外の自由診療となります。

「顎の外科手術が必要な顎変形症の手術前後の矯正治療」のほか、「厚生労働省が定めた疾患に起因する、咬み合わせ異常」などと認められた場合、保険診療の対象になることがあります。
保険適用になるかどうかは、医療機関によっても異なりますので一度診察を受けて相談いただくことをおすすめします。

治療時期と目安

子供の矯正は、6歳から小学校中学年までの一期治療と、小学校高学年から中学生くらいまでの二期治療に分けて取り扱います。一期ではあごの骨格矯正が中心で、二期では歯並びの矯正が中心となります。

■一期治療(6~10歳くらい)
<費用目安>20万~50万程度

■二期治療(11~15歳くらい)
<費用目安>25万~120万程度

まとめ

今回は小児矯正についてご紹介いたしました。

お子様の矯正については本人だけでは決められないことです。
保護者の皆様が正しい知識を身に着け、お子様とコミュニケーションをとりながら治療を行うか決めていけると良いと思います。

SGデンタル福岡天神では、矯正治療も取り扱っています。相談は無料となりますので矯正治療をご検討の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

※当院の矯正治療については、「矯正歯科ページ」でも紹介しています。詳しくはこちらをご覧ください。

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